採用適性検査 CUBIC TRIUMPH ver. とは

詳細な検査項目と高い信頼性で導入型組織診断ツールとして約3,400社以上の導入実績を誇るCUBIC。

その開発元である株式会社エージーピーとCUBICを使用した人材像設計や組織分析で数多くの実績をもつ株式会社トライアンフが共同で開発したのがCUBIC TRIUMPH ver.です。CUBICの良さはそのままに、さらに採用場面で活用しやすくなったオリジナルの採用適性検査です。

株式会社トライアンフホームページ  http://www.triumph98.com/

CUBIC TRIUMPH ver

採用場面での活用の幅を広げる新機能

ストレス耐性の測定

職務や環境に対するストレス耐性を測定する項目を追加しました。入社後に問題となることの多いストレス耐性を選考時に確認することができます。

自社設定基準結果の設定

自社が重視する項目を選び、基準値を設定する事ができるようになりました。この項目を見れば自社の基準に合致しているかどうかを瞬時に判断することができます。

自己認識度のチェックが可能

客観評価だけでなく、受検者の自己評価を測定することで、受検者の自己認識度を測定します。客観評価と同じ項目で自己評価を測定するため、結果の比較が簡単になりました。

1枚(2ページ)の帳票で学力検査の結果も確認

帳票が複数にまたがると面接時に確認しづらいとの声から、個人特性分析(採用適性検査)帳票に能力検査(学力検査)の結果を追加。面接前には1枚の帳票の確認だけですみます。

受検科目一覧

受検科目 問題数(※) 実施時間
個人特性分析 123問 20分
91問 15分
能力検査 5科目32種類の中から最大8種類まで選択可能
(WEB受検の場合は、5科目13種類)

個人特性分析は関心事興味領域測定の有無により実施時間が異なります。

個別実施プラン 能力検査 科目詳細

紙受検

受検科目 難易度 基礎 応用 応用 基礎 応用 総合 総合
No,
言語 4 10 10 10 10 5 5
数理 18 30 40 20 22 15 15
論理 25 35 40 25 25 15 15
図形 8 13 15 10 10 5 5
受検科目 難易度 基礎 基礎 基礎 基礎  
No,
英語 15 15 15 10

※単位:分

WEB受検

受検科目 難易度 基礎

応用

応用
No,
言語 4 10 10
数理 18 30 40
論理 25 35 40
図形 8 13 15
英語 15  

※単位:分

個別実施コース料金表

個人特性分析 帳票内容

個人特性分析個人詳細面は、受検者を「性格・個性面」「ストレス耐性」「社会性」「意欲・ヤル気」の4つの領域から本人の可能性、特性を評価し、それぞれを構成する因子と指数で表現しています。

個人特性分析診断分析面は、前出4領域の結果をもとに、採用時点で特に確認しておきたい内容をまとめて表示しています。帳票の出力には4パターンあり、「自己認識」「面接時のポイント」「職務適性」「設定基準結果」のほか、「心理要素イメージ」「興味関心領域」「能力検査結果」の3領域から2つまで選択し帳票に記載することができます。

個人特性分析にある35因子の指数は、10万人のサンプルデータから外れ値を除いた5万人のサンプルデータをもとに偏差値を算出して表示しています。

回答の矛盾や揺らぎを測定し回答の信頼度を示します(信頼係数)。受検者が意図的に回答を操作しようとしたときや現状に悩み・迷いがある場合は数値が低くなります。

個人特性分析 測定領域

測定領域

人材が職務で能力を発揮するには、知識・スキル・コンピテンシー等が必要ですが、それらの根底にあるのが資質です。能力発揮の要件は、資質の上に積み上げられるものと言われています。CUBIC TRIUMPH.verでは人の資質を測定し、性格的な「向き・不向き」を明らかにします。

CUBIC TRIUMPH ver.測定領域

主要項目 見抜けること

どういう性格・パーソナリティか

成人後は変わりにくい根本的な性格・気質、本質的な向き・不向き

ストレス耐性

どのようなことにストレスを感じるか、その耐性はどうか

基礎的な職場場面での社会性

一般的な組織の中で円滑に職務を進め、成果を上げる要因を持ち合わせているか

どういうことに意欲・ヤル気を出すか

どのような環境であればパフォーマンスが高まるか

自己認識

入社後、マネジメントをする際に問題となる点はどこか

面接時のポイント

回答に矛盾や危険な因子の組み合わせがあるか

どういう関心事・興味領域を持っているか

どのような分野に興味を持っているか、馴染みがあるか

項目一覧

性格・個性面

成人後は変わりにくい根本的な性格・気質を示しています。性格のタイプを5つの気質に分け、それぞれ陽性、陰性の側面から受検者の特徴を分析しています。どの項目が突出して高いか、低いかに注目することで受検者の本質的な特徴を理解することができます。

ストレス耐性

受検者のストレス耐性を示しています。職場で受けがちなストレス要因(ストレッサー)を5つに分類し、それぞれへの耐性を測定します。

基礎的な職場場面での社会性

周囲と協調できるか、自主的に活動できるかなど、円滑に職務を進め、成果を上げるのに直接的に影響する社会的特性の強さを示しています。
数値の高さから一般的な組織の中で成果を上げる要因を持ち合わせているかどうかを把握することができます。(「モラトリアム傾向」のみ低い方がよい。)

どういうことに意欲・ヤル気をだすか

受検者がヤル気を出す要因は何かを示しています。どの項目が特出して高いか(低いか)に注目することで、どのような環境であれば最もパフォーマンスが高まるかを把握することができます。

自己認識

受検者が自分の能力をどの程度正確に把握しているか、「自己認識」の度合いを測定しています。弱みを弱みとして正しく認識できていない場合、その指導には時間がかかります。自己評価とCUBIC結果の高低のズレを確認することで、自己認識の度合いが把握でき、入社後のマネジメント上の問題を事前に推測することができます。

面接時のポイント

個人特性分析の結果から、結果の矛盾点や危険な因子の組み合わせがあった場合、面接で確認すべき事項としてアドバイスを表示します。受検者によっては結果に矛盾や危険因子の組み合わせがなく、表示されない場合もあります。

どういう関心事・興味領域を持っているか

受検者が何に興味を持っているか、どのような分野に馴染みがあるか5つのタイプに分類して示しています。この検査の受検は任意選択が可能で、受検する場合の受検時間は20分、受検しない場合は15分となります。

職務適性

個人特性分析の結果から受検者の職務適性を表示します。職務は26種類の中から自社に最適な職種を最大6種類まで選択することが可能です。

設定基準結果

CUBIC TRIUMPH ver.では自社が重視する項目を5つ選び、基準値を設定することができます。そしてその設定基準に対する結果が一目でわかるように表示されます。適合度は設定項目数のうち基準をクリアしている項目の割合を表していますので、この項目を見れば自社の基準に合致している人材かどうかを瞬時に判断することができます。

因子一覧

1.どういう性格・パーソナリティか

思索型

内閉性

社交意識の低さ、対人関係に対する消極性

客観性

相手との距離感、冷静な客観的視点の有無

活動型

身体性

体を動かし、行動することに対する積極性

気分性

気分の抑揚の激しさ

努力型

持続性

ひとつのことに執着し、長続きさせる忍耐強さ

規則性

道徳、規律などの決まりに対する従順性、発想の固さ

積極型

競争性

負けん気の強さ、自己中心性

自尊心

好き嫌いが激しいなどの幼児性、社会的未熟度

自制型

慎重性

物事に見通しをもち、慎重に取り組む姿勢

弱気さ

自信の低さ、精神的不安定

2.ストレス耐性

対人ストレス耐性

対人関係やコミュニケーションに対する耐性

目標ストレス耐性

目標の高さに対する耐性

繁忙ストレス耐性

忙しさに対する耐性

拘束ストレス耐性

枠にあてはめられることに対する耐性

総合ストレス耐性

ストレス全般に対する耐性

3.基礎的な職場場面での社会性

積極性

仕事や人間関係に対する自発的行動と活発度をあらわす

協調性

話し合いや共同作業を円滑に進行させるための努力度をあらわす

責任感

自分の分担として引き受けた任務に対する認識度をあらわす

自己信頼性

自分を把握しているか、自信のある行動かの自覚度をあらわす

指導性

職場での指示方法、仕事のやり方などに対する対人統率力をあらわす

共感性

さまざまな環境に対しての適応度、社交性の発揮度合いをあらわす

感情安定性

物事の処理や時間配分に対処する場合の精神状態をあらわす

従順性

業務命令や常識的行動に対しての素直さ、順応度をあらわす

自主性

自分のなすべきことを指示されずに実行する力、判断の度量をあらわす

モラトリアム傾向

現実や環境に対する自己の精神的位置、社会的満足度をあらわす(低い方がよい。)

4.どういうことに意欲・ヤル気を出すか

達成意欲

高い目標に向かって全力を傾けて努力し、目標を達成したいという意欲

自律欲求

主体的に生き、他人に依存したり頼ったりしたくないという欲求

求知欲求

知的好奇心が高く、新しいことに進んで挑戦したいという欲求

危機耐性

逆境に耐え、苦しい時も我慢強くやりぬく力

勤労意欲

仕事を通して自己を実現させたい、生きがいを見つけたいという意欲

顕示欲求

自分の実力を発揮し、周囲から認められたいという欲求

支配欲求

他人の世話をして、よい方向へ指導したいという欲求

親和欲求

仲間との競争的な関係を避け、協力し仲良くしたいという欲求

秩序欲求

整然とした状態を好み、キチンと物事を整理、処理したいという欲求

物質的欲望

モノや金などのあらゆる物事を自らが獲得したいという欲求

導入までの流れ

受検方法や料金プランによって導入までのお手続きが異なります。

実施までにお客様にお選びいただく初期設定事項(個別実施プランの場合)

[1] 受検方法 :紙 / WEB

お客様のニーズに合わせてご選択いただけます。

[2] 受検課目 :

個人特性分析+能力検査/個人特性分析(採用適性検査)のみ/能力検査のみの3パターンからお選びいただけます。

[3]個人特性分析の場合

(1)実施時間

興味関心領域の測定の有無選択により実施時間が異なります。
この項目の測定をする場合は20分(設問数123問)、測定しない場合は15分(設問数91問)となります。

(2)自社設定基準

自社が重視する項目を5つ選び、基準値を設定することができます。
どの項目を設定したらよいのかわからない場合は、重視したい要素(例えばメンタル耐性、コミュニケーション能力など)に応じたプランを提示しますので担当者までご相談ください。

(3)出力帳票パターン

「心理要素イメージ」「興味関心領域(※受検時間20分を選択した場合のみ)」「能力検査結果(※実施の場合のみ)」の3領域から2つまでを選択し、帳票に出力することができます。

[4]能力検査の場合:受検課目№の選択

お客様のニーズをお聞きしたうえで、最適なプランをご提示しますので、どの№を選択すればよいのかわからない場合はお気軽に担当者までご相談ください。

[5]WEB受検の場合:WEB受検管理画面の設定

「WEB受検画面のURL」「送信メールアドレス」「管理画面のアカウント/パスワード」をご自由に設定することができます。

実施までの流れ

受検方法や導入プランによって実施フローが異なります。
用途や自社内で割ける工数に応じて最適なプランをご選択いただけます。

個別実施・ウケホーダイ

帳票納品について

紙受検

◆7月~11月
受検人数 依頼 納品
受検人数に関わらず AM10時まで 翌営業日AM10時
AM10時~PM6時 翌営業日PM6時
◆12月~6月
受検人数 依頼 納品
30名様未満の場合 AM10時まで 翌営業日AM10時
AM10時~PM6時 翌営業日PM6時
30名様以上の場合 AM10時まで 翌々営業日AM10時
AM10時~PM6時 翌々営業日PM6時

WEB受検

受検人数 依頼 納品
受検人数に関わらず AM10時まで 翌営業日AM10時
AM10時~PM6時 翌営業日PM6時

ご依頼時間について
 依頼時間は下記ルールに則してご対応いたします。
  ・紙受検の場合:弊社に解答用紙が到着した時刻
  ・WEB受検の場合:弊社にご連絡頂いた時刻

納品について
 納品は専用の供用サーバーを通じてPDFデータで納品いたします。

ソフトウェア購入

サポート体制

操作方法が分からない

CUBICサポートチームまでご連絡ください。お電話にてサポートいたします。

電話番号 0120-034-006 (9:00~18:00/土日祝日休み)  FAX 03-5723-2010

帳票の見方がわからない。CUBICデータをもっと活用したい

CUBIC帳票の読み方や分析活用方法、採用・育成力を高める方法などをご紹介するセミナーを定期的に開催しております。お気軽にご参加ください。

セミナー情報はこちらから

CUBICデータを活用したコンサルティングサービス

トライアンフは企業の組織力向上を支援する専門パートナーとして、採用・組織・人事コンサルティングとアウトソーシングサービスを提供しております。適性検査CBICを活用した人事課題のコンサルティング実績も数多くあり、採用活動の振り返り検証から、採用するべき人材像、評価基準の設計、早期離職者防止、メンタルヘルス対策、モチベーションアップ対策なども実施いたします。お気軽にご相談ください。

すでにCUBICをお持ちのお客様へ

すでにCUBICソフトウエアをお持ちのお客様には、以下のサービスを提供しています。

TRIUMPH ver. へのバージョンアップ

現在お持ちのCUBICソフトウエアをTRIUMPH ver. にバージョンアップすることが可能です。現在お持ちのCUBICソフトウエアバージョンによって価格が異なりますので、詳細は担当者までお問い合わせください。

WEB受検に対応させたい

年間契約方式のWEB受検システムにお申し込みいただけますと、CUBICソフトウエアのWEB受検対応が可能となります。(利用は採用用のみで、組織活用には対応していません)

<WEB受検システム お申込み価格>

年度 価格
初年度 1,575,000円(税込)
2年目以降 1,050,000円(税込)

 

入力業務代行

CUBIC受検結果の入力業務代行を承っております。料金は入力件数、納期により異なりますので、詳細は担当者までお問い合わせください。またマークシート方式の導入サポートも行っております。

帳票の見方が分からない。CUBICを使いこなしたい企業様へのノウハウ提供

トライアンフではCUBICを使用している企業様を対象にした活用セミナーを定期的に開催しています。面接の参考資料としてちらっと見るだけ、スクリーニングとして使うだけにとどまっている企業ご担当者様、CUBICデータをフル活用して採用・育成力を高める方法について知りたいご担当者様はふるってご参加ください。セミナー詳細に関してはこちら

CUBICデータを活用したコンサルティングサービス

トライアンフは企業の組織力向上を支援する専門パートナーとして、採用・組織・人事のコンサルティングとアウトソーシングサービスを提供しております。適性検査CUBICを活用した人事課題のコンサルティング実績も数多くあり、採用活動の振り返り検証から、採用するべき人材像、評価基準の設計、早期離職者防止、メンタルヘルス対策、モチベーションアップ対策などお気軽にご相談ください。

セミナー情報「採用コストパフォーマンスを高めつ適性検査活用法とは? CUBIC TRIUMPH ver. 導入支援セミナー」

就職氷河期の昨今、「募集をするとこれまで以上に多くの応募者が集まるようになった」のはどの企業にも共通していることと思います。しかしその一方で、応募してくる人材のうち、本当に採用したいと思うような人材はほんの一部にすぎず、「多く集まりすぎた応募者の中から、条件に合う人材だけをコストをかけずに効率よく選別したい」というのが企業のホンネではないでしょうか。
トライアンフがご提供する「適性検査CUBIC TRIUMPH ver.」はスクリーニングの手間とコストを削減することが可能です。更にデータを活用することで採用全体の質を高め、コストパフォーマンスを高めることもできます。
当セミナーでは、実際にサンプルテストを体験していただきながら、「CUBIC TRIUMPH ver.」の採用選考プロセスへの導入、活用方法についてご説明いたします。

プログラム内容

1.なぜこれまでの採用方法ではうまくいかないのか?
2.適性検査CUBIC TRIUMPH ver.を体験
3.CUBIC TRIUMPH ver.で何ができるか?
4.お悩み別CUBIC TRIUMPH ver.活用法

特徴

・採用適性検査ツール「CUBIC Triumph ver.」を無料で体験
・ご相談会形式の少人数制セミナー
・CUBICを使用したコンサルティング事例をもとに、効果的な採用への活用方法をご紹介

株式会社トライアンフ 会社概要

トライアンフは、人事部の生産性向上と機能強化を通じて、組織力の向上をサポートいたします。

採用関連サービス

組織力強化関連サービス

人事・労務関連サービス

代表取締役 樋口弘和

1958年 東京生まれ。1982年早稲田大学商学部卒業後、日本ヒューレット・パッカード株式会社に入社。以後20年近くにわたり、採用、教育、給与システムなどの人事部門に勤務し、コンピュータ事業部の人事部門を統括。米国本社でキャリア採用やダイバーシティ、ワークライフバランスといった最先端の人事を学ぶ機会に恵まれる。
1998年に人事・採用のアウトソーシングとコンサルティングを手掛ける株式会社トライアンフを設立。自ら中小企業の経営者として採用、定着、育成に関して実践を重ねながら、その合間を縫って年間約80本の講演、取材、執筆活動に東奔西走の日々を送る。著書に『新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか』(光文社新書)、『社長の人事でつぶれる会社、伸びる会社』(幻冬舎)、『即戦力は3年もたない』(角川書店)など。自らのブログやメルマガ「トライアンフの種」でも、その実践体験から得られる経営視点で捉える人事の有益情報を発信している。

メールセミナー「適性検査CUBICを100%活用する方法とは?」サンプル

CUBICと他の適性検査、最大の違いは何か?

採用適性検査ツールにはさまざまな種類があります。そこで4回にわたって、適性検査CUBICの特徴や活用方法についてご紹介していきたいと思います。
第一回目の今回は、「CUBIC」の特徴、他の適性検査との違いについてご説明していきます。

CUBIC一般的に適性検査は個人結果を見ることが一番の目的になっており、かつ面接時にいかに帳票が見やすいかという点に主眼が置かれて開発されています。リクルート社のSPIがその代表例と言えるでしょう。

CUBICの特徴は個人結果の閲覧だけではなく、全体の結果や傾向、あるグループごとの比較結果の把握をしたり、分析に利用できるという点にあります。これこそがCUBICの一番の特徴であり、他の適性検査との大きな違いといえるでしょう。

帳票例えばトライアンフという会社があったとして、会社全体の傾向を把握することは当然として、トライアンフのA事業部の社員全体の傾向とか、B事業部全体の傾向、あるいはトライアンフ社内のハイパフォーマー、ロ-パフォーマーといった分類ごとに、結果を比較することができます。そうすることで、自社で成果を上げている人はこういう人、失敗するのはこういう人と定量的に把握することができるのです。

具体的にいうと、今年の新卒採用における二次選考まで残った46人の傾向はこうである、人の分布はこうである、というデータ抽出や、新卒と中途の応募者を比較すると、資質の面でどんな違いがあるかといったことも簡単に比較できます。

帳票こうしたデータを活用することにより、いわゆる採用選考基準を作ることができます。社内のハイパフォーマー、ロ-パフォーマーの傾向から、こういう人材を採ろうという人物像を決めたり、選考基準を作るのです。また、例えば離職者の共通点や年度ごとの内定者や辞退者の傾向といったデータを社内に蓄積することで、毎年どういう人材が入社しているのか、今年は何に気をつけるべきなのか、といった人事課題の基礎指標とすることができます。

例えば、面接官から「最近の候補者は元気がない」「パワーを感じない」という声があがったり、新人配属後の現場から「責任感や積極性がいまいち欠けるような気がする」という報告があった場合、CUBICデータを分析してみると「社会性」という指標が年々落ちてきていることがわかったりします。また昨今“依存型人間”が増えていると言われていますが、こうしたこともCUBICの結果から自社の傾向を把握することができます。

帳票ある会社では、こうした分析をすることで、08・09・10年…と年々、組織の中で仕事をする力が落ちていっているので、入社後の育成コストが年々増えていかざるをえないということがわかりました。さっそく、その分析をきっかけに採用基準の見直しに着手しました。

こうした分析を手軽にできるのがCUBICの1つの特徴です。採用時にスクリーニング目的や面接の補助ツールとして適性検査を実施するケースがほとんどの会社における活用方法だとは思いますが、それだけではもったいない。ぜひともそのデータを“活かす”ことを考えるべきです。人事、採用は長い間アナログな世界でノウハウも属人的でした。ところが昨今の人事課題を解決するには、もはや直感や勘に頼るだけでは太刀打ちできません。なにより不況の影響で投資に対するリターンが厳しく問われる時代になりました。人事の世界でも同じです。

より定量的、客観的なデータをもとに、科学的な手法で人事・採用問題を解決していく。人事部にもそうした活動が求められているのです。(次回へ続く)

次回は「CUBICを活用した人材像設計、採用基準作りの作り方とは?」です。

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